2019-01-01から1年間の記事一覧

Rails 5.2.4 で autosave: true な関連が invalid なときに元レコードの valid? の振る舞いが変わっている件

rack の脆弱性対応があり1、それに対応した Rails を使おうとすると 5.2.4.1 を使う必要がある。のでアプデを試みた。5.2.3 -> 5.2.4.1 マイナーバージョンだし、大丈夫やろw と思いながらとりあえずCIを回してみたところテストが落ちた。はい。 原因を気合…

平成Ruby会議01 に参加してきました #heiseirubykaigi

めちゃくちゃ楽しかったです。 トーク感想 What is expected? かねこさんのキーノート。パーザーの話。トーク前に expectってかいときゃ rspec だと思われるでしょ、などと邪悪な発言をしており治安が悪いなと思いました。 僕はスライドのチェックを依頼され…

読んだ作品の備忘録

酒を飲んでいたらシャーマンキング展の話になり、誘われたのでいくかーと思ったのですが。 飲み会のメンツ6人のうち3人しかマンキンに興味がなさそうだった。 僕は当時かなり好きで(と言っても読み始めたのが2002年くらいなのでそこそこ後ろのほうだが)思…

ダブルスの試合を2コートでまわすときにプレイヤーの重複のない組み合わせを探す

問題設定 ダブルスの試合をたくさんやることになりました。試合組はすでに決まっています。 2面を使って試合をし、2つとも終わった段階で次の2試合を始める方式とします。これを1ターンと呼びます。 全部で20試合あるので理論上10ターンで終わるはずです。し…

Rack で transfer-encoding: chunked なレスポンスを返す

each を実装したオブジェクトを body として返してやるといい感じになる。 -> ならないかも。末尾参照(2019-10-28 17:25追記) Streaming::Stream のように each を実装したオブジェクトを call の戻り値に詰めている。 実際のレスポンスをみると Transfer-E…

Amazon SQSでFIFOだからってシステム全体が Exactly-Once になると思ったら大間違いだっていう話

TL; DR - Amazon SQS で Exactly-Once なキューを使おうとも冪等な処理を書くべき - Designing Data-Intensive Applications (邦訳: データ指向アプリケーションデザイン) が良書でした

TokyuRuby会議13で『現場のRunyVM::AbstractSyntaxTree』というLTをしました

TokyuRuby会議13 - Regional RubyKaigi 初参加でした。 speakerdeck.com LTあるあるですが完走できませんでしたね。よくお酒を飲みました。非常に楽しかったです。

『Scalaスケーラブルプログラミング第3版』読了

Scalaスケーラブルプログラミング第3版作者: Martin Odersky,Lex Spoon,Bill Venners,羽生田栄一,水島宏太,長尾高弘出版社/メーカー: インプレス発売日: 2016/09/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 読了しました。いわゆ…

C拡張のある gem を作れるようになる

はじめに fukuokarb.connpass.com この記事は上記イベント会場で書いています。 Speee さん、 Fukuoka.rb の皆様ありがとうございます。 そういえばC拡張のgemって作ったことないなと思ったので作りました。RubyKaigi いくとなんかこういうことやりたくなり…

GitHub の PullRequest でもう使ってない外部サービスがチェックに出てきて邪魔なとき

レポジトリ側の Settings > Branches のブランチルールに残っているケースが多い。 ブランチ側のルールの Require status checks to pass before merging から該当のサービスを抜いてやればよい。

TaPL読書録 #10

前回: hkdnet.hatenablog.com 番号がやたらとんでるのは、勉強会はつつがなく開催されていたのですが僕が書くのをめんどくさがっていたら書かれなかったという回がたくさんあるからです。 今回は chap13最初-13.3まで。勉強会の slack があるのですが、TaPL…

オフラインリアルタイムどう書く E29 の誤回答 (Ruby)

タイトルどおり爆死しました yhpg.doorkeeper.jp 問題 : http://nabetani.sakura.ne.jp/hena/orde30sumt/ 実装リンク集 : https://qiita.com/Nabetani/items/725e09cc5913a8569c04 以下考えたこと。 ざっくりいうと、最終行の必要な幅からどんどん上にいくに…

gowrtr で名前付き戻り値を扱う

先日リリースされた gowrtr が非常に便利でめちゃくちゃ助かってます。buf に自分で fmt.Fprintf とかしてたのが懐かしいです。 お気に入りポイントは、immutable なつくりになっているところと、goimports とかをかけた状態で出力できるところです。マジで…

gocode での補完をやめるが vim-go は使う

どうも vim 界隈でも lsp の機運が高まっており gocode ではなく golsp などを使うことを推奨されているっぽい。 一方で今はもうすでに vim-go に手が馴染んでいるわけだが、と思って腰が重かったのだけど、補完部分だけを golsp にすることができた(気がす…

低レイヤを知りたい人のための Cコンパイラを Rust で作っている

hkdnet.hatenablog.com ↑の続きというわけで Rust 版を作っている github.com Rust 化して気づいたのは Vec なる tokens を consume していくような形にすると毎回食べ終わった Vec を返す必要がありそこそこだるいということだった。これは Vec は固定的な…

『低レイヤを知りたい人のための Cコンパイラ作成入門』感想

低レイヤを知りたい人のための Cコンパイラ作成入門 インターネット上で公開されている範囲については実装が終わりました。 github.com 内容について 非常によかったです。わかりやすかったです。僕は技術書の場合、だいたい冒頭だけ読んで、実装してみて、…