【読書】『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』
- 作者: グレッグ・マキューン,高橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大意
人生を豊かにするにはエッセンシャル思考が大事なんだ
世の中は非エッセンシャルで満ち溢れているけどエッセンシャルになるべきなんだ
エッセンシャルっていうのは、ほんとに大事なことだけ頑張ることなんだ
無駄をそぎ落として効果的に努力することで全員がハッピーになる方法なんだ
確かに最初は難しいかもしれないけどエッセンシャルに生きるために一歩踏みだそう
感想
一言で言うとよくある系の話。
こういう系のビジネス書(自己啓発本?)はときたま読む。
たいていドハマりして「そうだ!こういうふうに生きるべきなんだ!やるぞ!頑張るぞ!」という気持ちになる。
たいたい効果は1ヶ月くらい。そういうのを定期的に読むことで生きていく気力を保っている感じがある。
今回の場合そういうエネルギー源としてはあまり活用できてない。
今までのものはもっと「なるほど!そうだったのか!」という驚きが強かったのだが
今回はそうでもなかった。「うん、そうだよね。わかる。頑張らなきゃなあ」という感じ。
だからこそ目指すところは自分に合ってるように思えた。
「エッセンシャルとは」という部分はよく説明されていた。
実践方法もそれなりに詳しく書かれていたと思う。
でもしばらくはエッセンシャルになれなさそう。
個人的には「自分にとってのエッセンシャル」が何か定まってないのが問題。
(そういうエントリも書いたが)
「何がエッセンシャルなのか見極めること」という方法論は記載がなかったと思う。
筆者のケースも「天啓がおりてきて俺はこの道を行くことにした」みたいな内容だった。
そういう意味ではこの本だけではエッセンシャルに生きられそうもない。
パーソナルな部分によりすぎだし一般的に論じるような問題でもないのかもだけど。
ねくすとこなんずひんと
次は『アンダースタンディング コンピュテーション』を読むつもりだったのだけどKindle版がなくてぐぬっている
紙媒体の技術本が積まれていて困る。
寝しなに『Clean Code』を崩してKindleでは『How Google Works』でも読もうかな。