Speee×Asakusa.rb Ruby2.5リリースパーティー に参加してきました

speee.connpass.com

行ってきました。
twitter に適当に投稿はしましたがだいぶはしょっているのでそれの補完を。

なんか別方面にささったらしく妙にRTされましたが。これはnobuがCentOS6で落ちるコードをコミットしたことをネタにしていたそうです。コミッタ同士の仲が良さそうで微笑ましいですね。

最初は Matz からの挨拶がありました。無事リリースできましたねーというところと反省点。

知り合いのコミッタも12月になってからも気合いれていろいろやっていて、11月にはもうフィーチャーフリーズしてるもんだと思ってたのですがそうでもないんだなあと思っていました。どうもコミッタ陣にとってもさすがにちょっと、という感じがあったようで2.6では余裕をもたせたいですねという話がありました。

Rubyユーザーにとっては 2.5 が出たばかりですが、コミッタ陣はもう2.6を見据えているようです。

github.com

こちらは当日の朝に投げられた k0kubun さんのPRです。これをネタに 2.6 で mjit をいれるぞー、はやくなるぞー、と盛り上がりました。

スピードネタでいうと、某メディアの記事で「3倍速い」という噂のRuby2.5なので1速度ネタが続きます。
Speee さんでのイベントの前にあった開発者会議では、 block.call 形式の場合にも safe level を考慮しないようにしてもよいという意思決定があり、よりはやく実行できるようになる見通しが立っているようです(ちょっと曖昧です)

このあたりから safe level や tainted など、知らない人もいるような機能の話に深掘りされていきました。個人的なお気に入りは mame さんが放った以下のフレーズ。

その他、2.5で強化されたカバレッジの話や binding.irb の話が続きました。

座談会の後の懇親会を細かにレポートしてもアレなのでこのへんで。
非常に楽しい会でした。ありがとうございました。


  1. 正確には、「ブロックを渡すが block.call のような呼び出しをしないときには Proc の生成をしないようにすることで3倍早くなる」だがなぜか見出しに「前バージョン比約3倍に高速化、Ruby 2.5.0がリリース」とあって、登壇者にネタにされていた